ガウディアは、(株)日能研関東と河合塾グループの共同出資により設立され、2009年3月より教室展開している、国語と算数の教室です。
現在関東を中心に、全国に400教室あり、幼児・小学生のための、自学自習スタイルの学習教室で、その質の高い教材が評判で、首都圏を中心に人気が高まっています。
子供に知識を詰め込むのではなく、必要な知識を獲得し、子供たち一人一人が自分で考え、獲得した知識を「使える力」を育てます。
問. 子供が一列に並んでいます。イチロー君の前には4人、後ろには5人います。子供は全部で何人いるでしょう。
答. 4+1+5=10 10人
問題をよく読まず、よく考えず、出てきた数字を足して9人と答えてしまう子供が多く見られます。
同じパターンを繰り返し練習する癖がついていると、ただ単純に数を足すだけで、問題文をよく読まず、書かれている意味を考えない習慣がついてしまいます
一度身に付いた思考習慣を変えるのは容易な事ではありません。だからこそ、幼児、小学生のうちに「考える習慣」を身に付けて頂きたいと思います。
1年生の1学期、大手学習教室では計算問題から学習がスタートし、千数百ページを長期間繰り返します。
しかし、ガウディアではいきなり計算問題はしません。数をこなして慣れる「パターン学習」では、意味を理解する過程が不足し、本当の力が身につかないからです。
①導入...イメージし意味を理解する
数を足すとはどういうことか、イラストを使った具体的な場面から意味を理解します。
②基礎...イメージを形にする
イラストや文章から式を立てることで、「数を足す」ことを「式」という形にします。これによって、足し算の意味と概念が理解できます。
③発展...知識を活用する
問題の意味を考え、身に付けた知識を活用する力を高めます。
国語のテストに限らず記述式の問題が増えています。
国語はすべての教科の土台です。書かれている内容を理解できなければ、問題を解くことはできません。
実際に、算数の文章題では、簡単な計算式で解ける問題であっても、問題の意味が理解できないために、式が作られず、答えが分からない事がよくあります。
ガウディアの国語では、文の構造(文法)を学習して、日本語の仕組みを学んでから、文章の中で練習します。次に長文読解に取り組み、文章全体の流れや情景描写を読み取る問題を解くことで、意味を理解する力、表現する力が身に付きます。
読解力を身に付ける事で、様々な情報の中から、自分に必要なものを選び、相手の意図を正確に把握して理解することで、不必要な情報に振り回されることなく、社会を生きる力になります。
①導入...文法の学習
低学年から「主語・述語」などの文法の基礎を学び、表現の仕組みを習得します。また、敬語や言葉の意味、漢字の成り立ち、慣用句など、様々な表現方法を学ぶ機会を設定しています。
②基礎...長文読解で活用
導入で学んだ文法の知識を短い文章の中で確認し、小学1年生秋(目安)から、長文読解に取り組みます。
③発展...思考力を養う
単に抜き書きさせるだけでなく、お話の内容を自分の言葉でまとめたり、表にまとめる問題などに挑戦することで、思考力を養います。